広島大学特色GP国際シンポジウム

 広島大学は障害のある学生に対する支援を拡充し,すべての学生に質の高い同一の教育を保障し,自立と共存が目指せる環境を予め整備することを,「高等教育のユニバーサルデザイン化」として,全学で取組んでいます。
 この取り組みは,平成16年度の文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)に『高等教育のユニバーサルデザイン化-総合大学における障害学生就学支援-』として採択され,学内外からも高い評価をいただくことができました。これも多くの方々のご支援ご尽力の賜であり,厚く御礼申し上げます。
 本学では、この特色GPの総括的企画として、国際シンポジウムを開催いたします。この企画は、支援活動への啓発,ユニバーサルデザイン化の推進のために本学で毎年開催をしている全学研修会との合同企画です。下記の要領にて,本学の取り組みと並んで、英国から講師をお招きし、高等教育のユニバーサルアクセスについて、国際的な観点から話題を提供いたします。
 多くの皆様方のご参加をお願い致します。

場所と日時等

  • 日 時: 平成19年12月5日(水) 午後2時から5時(受付午後1時30分から)
  • 場 所: 学士会館レセプションホール
         (〒739-0046 東広島市鏡山一丁目2番2号 広島大学東広島キャンパス)
  • 対 象: 教職員,学生,一般
  • 参加費: 無料
  • 主 催: 広島大学
  • プログラム:
    司会進行 佐野(藤田)眞理子(広島大学大学院総合科学研究科教授、アクセシビリティセンター長、障害学生就学支援委員会支援検討WG長)8月3日(金) 10:00~17:

当日の流れ

14:00-14:05 開会の辞

14:05-14:15 学長挨拶

14:15-15:00 基調講演

  • 「英国におけるインクルーシブ・エデュケーション(仮題)」
    サイモン・リー(リーズ・メトロポリタン大学 学長)

15:05-15:35 広島大学における取組について(障害学生支援と高等教育のユニバーサルデザイン化)

  • 「取組の全体像」
    吉原正治(広島大学保健管理センター 教授、障害学生就学支援委員会委員長)
  • 「教育の一環としての支援」
    山本幹雄(広島大学教育室 特任講師)
  • 「中等教育への展開」
    巖淵 守(広島大学大学院教育学研究科 准教授)

16:00-16:55 パネルディスカッション

  • 「高等教育機関における障害学生支援」
    (総合討論) 石田久之(筑波技術大学 教授)
  • 「全国障害学生支援の立場から」殿岡 翼(全国障害学生支援センター)
  • 「卒業生の立場から」村井 大介(名古屋大学 大学院生)
  • 「国際的な立場から」サイモン・リー(リーズ・メトロポリタン大学 学長)
     

16:55-17:00 閉会の辞

情報保障について

  • 当日は、講演資料の和訳、質疑応答の通訳を行ないます。
  • パソコン要約筆記(日本語)を行います。
  • 拡大コピー資料、点訳資料等が必要な方は、事前に下記のメールアドレスまでお問い合わせください。

参加申し込みについて

資料準備と参加者数把握のため、参加希望の方は11月30日(金)までに、下記のメールアドレス宛に一報くだされば幸いです。もちろん、当日受付も歓迎いたします。

アクセス

問い合わせ先

広島大学 障害学生就学支援委員会 
障害学生支援のためのアクセシビリティセンター (総合科学部事務棟2階)

  • 電話&ファックス 082-424-6324
  • メール:achu@hiroshima-u.ac.jp (@を半角におきかえてください)

ポスター

特色GPシンポジウム・ポスター